徹底的に絞り切ってみる
鐵人ブログ、2330日目です。
どんな海を目指して航海をしていますか?昨日のブログでお伝えした「レッドオーシャンとブルーオーシャン」の話。これまで私自身が学んだ中で一番分かりやすい事例だったのが、「10分の身だしなみ」というキャッチフレーズで日本全国や海外への出店も果たしている「QBハウス」のビジネスモデルでした。
ここのビジネスモデルの特徴は、従来の理容業界で「当たり前」だった「洗髪」「顔剃り」「髪染め」「パーマ」などを一切やめ、「10分1000円で髪を切ること」だけにサービスを絞ったところにあります。ここで明らかなのは、この店で「何か革命的な新商品や新サービスが発明された訳ではない」ということでしょうか。それでもこの企業のように多くのお客様に支持され、会社を大きく発展させていくことが出来るのです。どんな業界でもまずは徹底的に商品やサービスを「絞る切ってみること」が大切なのですね!
世の中に「理容店(床屋)」はいくらでもあります。その中で一般的なサービスを行う店を出しても「レッドオーシャン(赤い血の海=ライバルとの激しい戦い)」の中での過酷な競争が待っていることは明らかでしょう。一方でちょっとしたアイデアや既成概念を打ち破る少しの勇気があれば「ブルーオーシャン(青く澄み渡る海=ライバル不在の戦場)」で安定した事業を営むチャンスに巡り合えるかもしれないのです。皆さんはどんな「青い海」を目指していますか?