取った？取られた？
鐵人ブログ、２２４１日目です。
最近「物流」に関連するニュースが増えてきたと思いませんか？先日の北海道新聞に「ビール共同輸送」の記事が掲載されていました。記事の内容を見ていくと、荷主企業が物流に対して強い「危機感」を持っていることがお分かり頂けるかと思います。日本経済を支える物流の役割の大きさが、日に日に増してきていることを実感している私なのでした。
記事の見出しにあった「トラック運行 年８００台削減」という言葉。もしかするとトラック事業者から見た時に「トラックの仕事が取られる」といった感覚になってしまう「衝撃的な言葉」かもしれませんね。でも私は「トラック輸送」と「コンテナ輸送（モーダルシフト）」は十分「住み分け」が可能だと考えています。トラック輸送には多くの強みや利点があり、またコンテナ輸送にも優れている点が幾つもあるのですから。「取った取られた」「敵か味方か」といった一方的な考え方ではなく、どうやって、より安定的で効率的な輸送網を築くことが出来るのかを、共に考えて実行していくことが重要なのではないでしょうか。
それぞれの経営者が「今」とどのように向き合っていくのか。そして「未来」に対してどのような決断をしていくのか。そこに大きなチャンスがあるのだと私は思っています。私たち丸吉も「鉄の共同輸送」が出来るような企業になっていきたいですね！
