「一体化」することの効果
鐵人ブログ、2216日目です。
どんな「一体化」を進めていますか?鉄の物流現場には「荷主会社」「運輸会社」「作業会社」という3つの会社が存在しています。同じ物流現場の中で一緒に仕事をしてはいるのですが、それぞれの立場、役割、機能が違うために各々がバラバラになってしまっているケースが多いのも事実。そのような物流現場では重複する業務が多くなり、非効率なやり取りが増えてしまうことになりかねません。
一般的に荷主会社は自社の物流センターに管理者を配置し、センター運営を自分たちで行っているケースがほとんど。またトラックを探すために自ら配車を置き、いつもトラック探しに追われることになるのです。一方で運輸会社にいる管理者や配車も、荷主の配車の方といつもクルマのやり繰りを行ったり、作業会社で現場をまとめる管理者も、荷主の管理者の方と入出荷作業などの工程打ち合わせを日々行っています。そこには「管理」「配車」という重複業務(ムダ)がどうしても生まれてしまうのですね。
私たち丸吉が進めている物流現場改革は、それらを「一体化」させること。管理(安全・品質・工程等)、運送(入出荷輸送・共同配送等)、作業(入出荷作業・加工等)、それぞれを同じ会社、同じ組織の中で行うことで、重複業務(ムダ)を無くし非常に効率的な物流現場をつくり上げることが出来るのです!明日は「分業化」についてお伝えしますね!お楽しみに!!