先人の教えから学ぶこと
鐵人ブログ、3628日目です。(残り25日)
今日は私が丸吉ロジの「事業承継」の際にとても役に立った考え方の一つをご紹介したいと思います。それが「守破離(しゅはり)」という四百年以上前から伝わる考え方。このブログでも何度かご紹介してきたので「守破離」についての詳細の説明は省略しますが、とてもバランスが良い素晴らしい考え方だと思いますので、現在仕事に悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてください。いつの時代になっても「先人の教え」には色々なヒントが隠されているのかもしれませんね。
昔の教えである「守破離」を、現代の「事業経営」に当てはめるときのポイントは、「何を守り(守)、何をやめ(破)、何を新たに生み出していくのか(離)」を決断することだと私は考えています。2008年10月に丸吉の二代目社長として実の父親からバトンを受け取った私。「同族の事業承継」という話を聞くと、「何の苦労もしないで社長になったボンボン(←死語?笑)」と思われる方がいるかもしれません。でもバトンを受け取る側にも色々な苦労があることだけはご理解いただければと。
日本にある会社の99%以上は中小零細企業であり、そこで行われる事業承継のほとんどが親族間で行われています。このような親族間で行われる事業承継の際に時々耳にするのが、「俺は親父とは全く違うやり方で会社を経営していくんだ!」という二代目としての言葉。でもこの言葉には「大切なこと」が抜けているのをお気づきでしょうか?この続きは明日のブログでお話しさせていただきますね!