そのナイフに気をつけて
鐵人ブログ、3538日目です。(残り115日)
毎月最終土曜日に開催している丸吉ロジの安全衛生会議。今年から全拠点をWEBで一つに結び第一部の会議を全体で開催し、その後は各拠点別に分かれて第二部の会議を行っています。11月の北海道本社運行課の第二部では、ホワイトボードを使って「冬道でトレーラーを運転するときに気をつけなければならないこと」というテーマで話し合いが行われ、特に「ジャックナイフ」のことについて多くの時間が使われていました。
ジャックナイフ現象とは「牽引自動車(セミトレーラー)が急ブレーキや急ハンドルをした時、トラクターヘッド(運転席)とトレーラー(荷台)が「く」の字状に折れ曲がる現象のこと。トラクターヘッドが急ハンドルを切った時、牽引するトラクターヘッドそのものは曲がっても荷台部分には慣性の法則によって直進しようとするため、このような現象が起きる。折れ曲がった形が折りたたみ式ナイフのジャックナイフに似ていることから、こう名付けられた」と辞書には書いてありました。
そもそもジェックナイフ現象はどのようにして起きるのか?そうならないためには常にどういうことに気をつければ良いのか?万が一の時はどういう風に立て直せば良いのか?ホワイトボードに書かれた図を見ながら、ドライバーの皆さんの中で真剣に議論をしてくれていましたね。これから本格的な冬が始まる北海道。今回のような学びや気づきを通じて冬型事故を撲滅できるよう共に頑張っていきましょう。