創業の想いを繋いでいく
鐵人ブログ、３４５５日目です。（残り１９８日）
昨日のブログでお伝えした「鉄」の強みを守るという決断の話。この鉄以外に、もう一つ私が守ると決めたことがありました。それが「人に学び、人を育て、人の為になる」という経営理念です。今から５０年以上前のこと、北海道に誰一人知り合いのいなかった山口県出身の吉谷隆が、一人単身で北海道に渡ってきたところから「丸吉の歴史」は始まりました。一人で会社を立ち上げ、少しずつ仲間を増やし、銀行からお金を借り、明日がどうなるかも分からない中で仕事に奔走する毎日。創業時の辛さや苦労は、今の世代の私たちには絶対に分からないことばかりだと思います。
「色々な人にお世話になり、多くの人に助けられた」という話を創業者からは何度も聞く機会がありました。そのような「人への想い」を込めて、丸吉では「人」を大切にしていくという「経営理念」を掲げ、４０年以上に渡って事業を続けてきたのです。私がどれだけこの経営理念を守れているのか「自問自答する日々」を送っているのが正直なところですが、創業の想いをしっかりと繋いで（つないで）いけるように成長していきたいと思っています。
私が守ると決めた「鉄」と「人」というキーワード。この二つを組み合わせたものが「鉄人」という言葉だったのです。ところでこの「鉄人」が途中から「鐵人」という漢字に変わった「理由」を知っている人も段々と少なくなってきたかもしれません。その理由については別の機会に改めてお伝えしたいと思います。明日は「守破離」の「破」についてお話させていただきますね！
