何を生み出していくか?
鐵人ブログ、3458日目です。(残り195日)
今日は「守破離(しゅはり)」の最後の漢字に使われている「離」の話をさせていただきます。ここ数日のブログの中で「何かを守り、何かを変えること(やめること)」の重要性についてお伝えしてきました。しかし「守る」「やめる」ばかりを繰り返していたら、その企業が「ジリ貧」になっていくことは明らかでしょう。ではどのようにすれば良いのか?私は今までの常識や従来の考え方から一旦「離れ」、全く新しい発想で「何かを生み出してくこと」が必要だと考えています。それが守破離の最後にある「離」が持つ意味なのですね。
企業を永続発展させていくためには、現在持っている「経営資源(人・技術・設備・お金等)」を「守ること」だけに固執してはいけません。また今までのやり方を全て否定し「変えること(やめること)」ばかりを繰り返していたら大変なことになってしまうでしょう。ここで大切なのは、時代環境の変化を先読みし、強みを発揮できる得意な分野を探し出し、ライバルに勝てる場所で「攻める」という姿勢を忘れないこと。そしてその戦いに勝つため新たに何かを生み出し、自分自身の「武器」を手にしていくことだと思います。
私は2008年10月に丸吉運輸機工(現丸吉ロジ)の代表取締役社長に就任させていただきました。その後に私がどのような「離=新たなものを生み出していくこと」をしていったのか。続きは明日のブログでお伝えさせていただきますね!