何を変えていきますか?
鐵人ブログ、3456日目です。(残り197日)
ここ数日のブログでお伝えしている「守破離」という考え方について。今日は「破」=「打ち破る」=「従来のやり方を変えること(やめること)」という話をさせていただきますね。一般的に「何かを変える(やめる)」ということに対して、プラスイメージを持っている人は少ないかと思います。しかし目指す未来に向かって歩き続けていくためには、今「背負っているもの」を選別していかなければなりません。まずは思い切って「変えること(やめること)」を決めていくことが必要なのです。
企業経営において「あれもやろう」「これもやりたい」「それもやってみよう」という考え方だけで事業を行っていくことは難しいでしょう。大手企業であれば多方面の事業展開を同時に進めていくことは可能だと思います。しかし中小企業では「経営資源(人・お金・設備)」が限られているため、このような多方面展開のやり方は出来ません。中小企業にとって最も重要なのは「選択と集中」という戦略です。その第一歩が「何かをやめること」だと信じている私なのでした。
この「やめる」という決断が出来るのは経営トップしかいません。それだけトップの責任は重大だということなのですね。それでは私が丸吉の事業承継後に最初に行った「やめる」という決断はどのようなものだったのか?この続きは明日のブログでお伝えしたいと思います。