そのステッキの役割とは
鐵人ブログ、３４３７日目です。（残り２１６日）
昨日のブログでご紹介した重仮設資材の「敷鉄板」について。今日はその運搬中に気を付けていることをお伝えしたいと思います。この敷鉄板を運搬する際に重要な役割を果たしているのが荷台の前方にある「ステッキ」です。これによって、万が一「急ブレーキ」などを踏まざるを得ないような状況になったとき、敷鉄板が前方にズレて荷崩れを起こさないようにしているのでした。
一見すると敷鉄板という資材は、どこの運輸会社でも運べそうな形状をしています。ただ一枚ずつ重ねていき、レバーブロックとワイヤーを使ってラッシングすれば良いと思われている事業者が多いのも事実でしょう。しかし、このステッキのような安全設備がないトラックやシャーシであれば、実際には荷崩れしやすい大変危険な荷物を運んでいることになるのです。
実際に私たち丸吉もこの敷鉄板で重大事故を起こしてしまった過去がありました。どのようなことをしてもその過去が消えることはありません。しかしその過去の教訓を生かし、二度と同じことを繰り返さないようにしていくことは出来るはずです。過去をどのように受け止め、今をどのように過ごし、未来をどう変えていくのか。それが私たち丸吉に課せられた使命の一つだと思っています。
