ダブルでお願いします!
鐵人ブログ、3360日目です。(残り293日)
昨日のブログでお伝えした鉄骨輸送の様子について。今日はその輸送の際に使用された「トレーラー」のことを少し掘り下げてみたいと思います。「大きい」「重い」「長い」といった荷物を運ぶときに必要となる「トレーラー」。構造は、運転席がありエンジンが付いている「トラクタ」と、荷台があり荷物を載せられる「シャーシ」の二つに分かれており、それぞれが一つに組み合わさったものが一般的に「トレーラー」と呼ばれているのです。
ところで「トラクタ」には大きく二つの種類があるのをご存知でしょうか。一つ目は「シングルトラクタ」と呼ばれるもの。世の中で幅広く目にするのが「シングルトラクタ」と呼ばれている車両になるかと思います(今度通りすがりにトレーラーを見てみてください・・・きっとほとんどがシングルだと思います 笑)。トラクタは構造上、後ろのタイヤが駆動するのですが、この駆動輪が「一軸」のものを「シングル」、「二軸」のものを「ダブル」と呼ぶのです。
ダブルトラクタは乗用車で言えば「四輪駆動車」のような存在だと言えるでしょうか。私たち丸吉が数多く保有しているダブルトラクタは、冬道や現場内の悪路の走行性能に優れており、高い馬力や高トルクを生み出すことができるのです。一方でダブルトラクタは車輛代が高い、燃費が悪い、タイヤ本数が多い、運転技術が難しいなど、経営的には厳しい側面が多いというのも事実でしょう。しかし「鉄」の物流を極めようとしている私たち丸吉ロジにとっては、絶対に無くてはならない貴重な戦力となっているのでした。