すべては鉄を運ぶために
鐵人ブログ、3359日目です。(残り294日)
私たち丸吉の真っ赤なトレーラーに積まれていた大きくて長い「鉄骨」。これは北海道内で建設されているホテルの「大黒柱」になる「鉄骨支柱」です。一昔前までは実際の建設現場で溶接をしたりしていた時代もあったようですが、現在はこの写真のように鉄工所である程度加工された状態で現場まで運ばれます。あとは実際の施工場所で大きなプラモデルを組み立てるようにボルトで接合していくだけ。これも時代の変化の一つといえるかもしれません。
このような鉄骨を運ぶためには、色々な重量物専用の設備や技術が必要になります。エンジンがついているトラクターヘッド、荷物を載せるトレーラーシャーシ、荷物を固定するために必要な専用の道具、これらに的確に対応するための鐵人のノウハウ。すべてが「鉄」を目的地まで安全に運び届けるために必要なものなのですね!
この鉄骨は新たに建設されるホテルの支柱となり、長い年月の間「その場所」で多くの人々の安全と快適な空間を支え続けることになります。最終的には建物の中に組み込まれてしまうため、皆さんが実際に目にすることはないと思いますが、このような支柱がホテルを支えているということを忘れないでいてください。「人々の安心快適な生活を支えている」。「ここ」に私たち丸吉ロジが果たしている使命があるのだと思っています。