本当に欲しいものは何?
鐵人ブログ、3313日目です。(残り340日)
あるホームセンターに穴をあける工具の「ドリル」を買いに来た一人のお客様がいました。さて、ここで問題です!このお客様が欲しかったものは何でしょうか?「そんなのドリルが欲しかったのだからドリルに決まってるでしょ!」と思われた方がほとんどだと思います。しかしよく考えてみたら、そのお客様が本当に欲しいものは「ドリルであけた穴」だということに気づいた方がいたかもしれません。どういうことか少し説明させていただきますね。
ドリルは「何かに穴をあける道具」です(何に穴をあけ、その穴をどのように使うのかはそれぞれの事情があるので一旦ここでは省略します)。いずれにしても「何かに穴をあけて何かをしたい」からドリルを買う訳で、「どうしてもドリルそのものが欲しかった」という人はいないということがお分かりいただけるでしょうか(世界中のあらゆるドリルを収集したいというドリルマニアの人がいたら別ですが・・・笑)。
ここで重要になってくるのが「ドリルが欲しい」という「ニーズ」と、「穴をあけて何かをしたい」という別の「ニーズ」の存在に気づくこと。急に普段はあまり使わない「ニーズ」という言葉が出てきました。少し長くなりそうなので続きは明日のブログでお伝えさせていただきますね!