それは誰の課題なのか?
鐵人ブログ、3228日目です。
皆さんは「課題の分離」という言葉を聞いたことがありますか?これは一言で言えば「自分と他人の課題を明確に分けておく」という考え方です。もう少し具体的に言うと「最終的にその課題に対しての責任を負い結論を出すのは誰なのかをはっきりさせておく」ということになるでしょうか。
例えば「他の人の反応」「他の人からの評価」「他の人の行動」「他の人の価値観」といったものは明らかに「他人の課題」です。しかしこのようなことに悩み苦しんでいる人が多いのも事実でしょう。それぞれがより良い人生を送っていくためには、「自分で出来ること」と「自分ではどうしようもないこと」を明確に分けておかなければなりません。すべてをゴチャゴチャにして考えてしまうと、自分ではどうしようもないことまで抱え込み、それが大きな悩みになってしまうからです。「自分の考え方や行動」は自分でコントロールできるが、「他人の考え方や行動」は自分でコントロールできない。今一度このことを認識しておくべきでしょう。
いつも悩み考え込んだり、深く傷つき落ち込んでしまったり、夜布団に入っても中々寝付けない人は、もしかすると「課題の分離」が上手くできていないのかもしれませんね。「今の悩み」は本当に「自分の課題」なのでしょうか?