「劣等感」は二種類ある
鐵人ブログ、3227日目です。
人は誰でも何かしらの「劣等感(コンプレックス)」を抱えながら生きていることと思います。これは人間として生まれてきたからには当然のことかもしれません。ところでこの劣等感には「二つの種類」があるということをご存知でしょうか?それが「他者と自分の比較から生まれる劣等感」と「理想の自分との比較から生まれる劣等感」です。
前者のように誰かと自分を比較しても決して良い結果を生むことはないでしょう。「〇〇さんに比べたら私は全然ダメだ」「◇◇さんはあんなことが出来るのに何で私は出来ないんだろう」「△△さんは簡単そうに何でも出来るから羨ましい」。このように他者と自分を比較すればするほど「自己否定感」がさらに強くなってしまうのは間違いありません。
一方で後者のように、目指す理想の自分の姿を追いかけ現状の自分と比較して「まだまだダメだ」という「健全な劣等感」は、より良い人生にしていくためには絶対に必要なことでしょう。「まだ自分は〇〇は完璧に出来ないけど今日は△△を全力で頑張った!」、というような小さな行動の積み重ねが「自己肯定感」につながるのだと思います。今、皆さんが抱えているのはどちらの劣等感でしょうか?