鐵人ブログ、２１１７日目です。

絶対に完成させることが出来ない「パズル」があるのをご存知でしょうか？それは「完成形がないパズル」。どれだけ難しいパズルであっても完成形さえあれば、いつかは作り上げることが出来るはず。でも、完成形が分からなければ「目の前にあるピース」をただ闇雲に「はめこむだけ」になり、いつまで経ってもパズルが出来上がらないのは明らかでしょう。

この話を聞いて「完成形が無いパズルをつくることなんてあり得ないよ！」と思われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。でも意外と皆さんの身近にも同じようなことが起きているかもしれませんね。例えば毎日仕事をしている会社はどのような感じでしょう？経営トップとして「完成形」を会社のメンバーに示していなければ、何のためにピースをはめこんでいるのかが分からなくなってしまい、路頭に迷う組織になってしまいます。将来どんな会社にしていきたいのか？今はどの場所を形作っているのか？自分たちが社会に果たしている役割や使命は何なのか？などを示していくことが大切なのではないでしょうか。

経営トップとして「目指す未来の姿」を明確にすることは非常に重要なことだと思います。私たち丸吉では６年前に第一弾の「経営羅針盤」という未来の姿を示した将来ビジョンを策定しました。私にとっては「ここ」に書いてあることがパズルの完成形（未来の理想）の姿なのです。日曜日の昼下がりに息子が作っていたパズルを見ていて、ふと考えさせられた「父の独り言」を今日はお届けしました(笑)。

-伝えたいこと, 丸吉のこと