マルチプレーヤーの存在
鐵人ブログ、3152日目です。
この数日間のブログでお伝えしてきた「トラックの時間売上高」をアップしていく取り組みについて。今日はそれらを進めていくために必要な【経営資源(人・物・お金)】のことをお話したいと思います。もう少しこのテーマで書かせていただきますので、しばらくお付き合いくださいませ。
【人】
私たち丸吉では「鉄の物流のプロフェッショナル人材」のことを「鐵人(てつじん)」と呼んでいます。これから一人でも多くの鐵人を生み出していけるように、新たな人材採用や育成を積極的に進めていかなければなりません。この人材の中でも今後は特に「マルチプレーヤー」の存在が大きくなってくると私は考えています。「トラックの運転」「荷台への積み下ろし」「入出荷作業」「クレーン運転」。今後はこれらの業務に加えて「加工作業」「リフト運転」「管理業務」「指導育成」といった「複数の業務に対応していける人材」が求められてくるのではないでしょうか。
一般的な物流現場では、倉庫作業員とトラックドライバーは、バラバラで仕事をし互いの仕事には「無関心」というのが現実かもしれません。でも仮に「倉庫作業員がドライバーの資格を持っていたら」どのようなことが起きるでしょうか?そのような現場では「トレーラーを運転しシャーシに荷物を積み込んでおくこと」ができるので、結果として「ドライバーの労働時間削減」という「社会問題を解決すること」が可能になるのです。これってスゴイことだと思いませんか?