当たり前をありがとうに
鐵人ブログ、3081日目です。
「あの日」から今日で丸一年が経ちました。平成30年9月6日の深夜未明に発生した「北海道胆振東部地震」。震源地では最大震度7が観測され、その後に起きた火力発電所の停止によって、北海道全域の「ブラックアウト(全電源喪失)」が発生したのです。当時の記憶は一年経った今でも鮮明に覚えている方が多いのではないでしょうか。
このブラックアウトにより北海道中の「物流」は完全にストップ。スーパーやコンビニからは食べ物や飲み物があっという間に消えてしまったのです。そしてホームセンターには乾電池やガスボンベを買い求める人、さらにはガソリンスタンドにもガソリンを求めクルマが長蛇の列をつくったのでした。そんな光景を間近に見ながら、改めて「物流が果たしている役割」を深く考えさせられた出来事になったことは間違いありません。
私自身も「真っ暗な夜」を二日間過ごす中で、普段の何気ない日常生活の「ありがたさ」を強く感じました。皆さんは日常の生活の中で「当たり前」に思っていることはありませんか?「夜になれば電気がつく」「温かい食事が食べられる」「ゆっくりとお風呂に入る」「ふかふかの布団で眠る」、どの日常も決して当たり前のことではないのですね。「当たり前をありがとうに」。そんな生き方をしていきたいと思う私なのでした。