ここは地獄か?天国か?
鐵人ブログ、3041日目です。
一つのテーブルに「美味しそうな食事」がたくさん並べられています。みんなお腹が空いているので、すぐにでも食べたいのですが、そこには「とてつもなく長い箸(ハシ)」しか置いてありません。その箸を使えば何とか食事を掴むことは出来そうですが、どうやっても自分の口まで食べ物を運ぶことは難しそうです。「何だよ!これじゃぁ食べられないじゃないか!」「ふざけんな!俺は腹が減って死にそうなんだ!」。そこには怒りや憎しみといった感情が蔓延し、まさに「地獄」のような光景が広がっています。
一方で別のテーブルでは、箸で掴んだ食事を「自分」ではなく、目の前にいる「他の人」の口に運び食べさせてあげている人がいました。もちろん食べさせてもらった人はお腹いっぱいになり大満足しています。「私に食べさせてくれて本当にありがとう!」「何か食べたいものはありませんか?」「次はあなたにお返ししますね!」、そこには笑顔や感謝があふれ、まさに「天国」のような光景が広がっているのでした。
ここで考えなければならないのは、それぞれに与えられた「環境は全く同じ」だということ。でもそこにいる人の「考え方」や「生き様」によって、これだけ大きな差が生まれてしまうということなのでしょう。「自分のため」だけのことを考えて生きるのか、「人のため」にどんな貢献が出来るのかを考えて生きるのか。それぞれの人生が「天国」か「地獄」かを決められるのは「あなた」次第ということなのですね。