貨物列車が大変な事に?
鐵人ブログ、2989日目です。
先日、あるテレビ番組で「青函貨物問題」を取り上げたニュースが流れていました。現在は「青函トンネル」を通って、様々な物資が「貨物列車」にのせられ北海道と本州を頻繁に行き来しています。北海道で生産された野菜等を満載に積み込んだコンテナが本州に送られ、今度は本州でつくられた様々な製品をコンテナに積み込んで北海道まで運ばれる。このように青函トンネルは「北海道の物流」にとって非常に重要な役割を果たしているのでした。
一方で北海道新幹線が札幌まで延伸される2031年頃を境に、この状況が一変するかもしれない事態が水面下で進んでいることをご存知でしょうか。それは新幹線で東京札幌間を4時間台で結ぶために、青函トンネル内を高速スピードのまま走らせるというもの。
しかし高速スピードのまま青函トンネル内を新幹線が走行すると、貨物列車とすれ違ったときに風圧の問題で事故につながる危険性があるため、今の新幹線は青函トンネル内を低速スピードで走らざるを得ない状況になっているのです。
現状のままだと東京札幌間の所要時間が5時間を超えることになり、飛行機との競争力低下を危惧する声が徐々に高まってきているのでした。そのような状況の中、各方面より「様々な声」があがってきているのですが、少々長くなりそうなので続きは明日のブログでお伝えさせていただきます。