今までとは違う「何か」
2019/04/11
鐵人ブログ、2931日目です。
2019年4月1日より施行された「働き方改革関連法案」。新聞や雑誌、そしてテレビ番組などで「働き方改革」という言葉を耳にする機会が増えたと感じる方も多いでしょう。この働き方改革とは「急速に進む少子高齢化による労働者人口の減少に対し、生産性向上や多様な働き方を推進させることによって、一億総活躍社会の実現を目指すための取り組み」とあるのでした。
では具体的にどのような取り組みが企業に求められるのでしょうか。それぞれの業界で若干の違いはありますが、「労働生産性の向上」「多能工化の推進」「労働時間の上限規制」「有給休暇の取得義務」といった事項は共通していることだと思います。「運輸業界」においては「ドライバーの長時間労働対策」が待ったなしの状態になったと言えるでしょう。特にこれまで普通に行われていた「長距離輸送」などは、大きな課題を抱えることになるはずです。そのような状況の中で「鉄道コンテナ」や「海上フェリーシャーシ」を使った、「モーダルシフト輸送」がさらに注目されていくことになるのではないでしょうか。
今後この働き方改革という「大きな波」は、確実に日本全体に変化をもたらすことになります。それぞれが今までとは違う「何か」を生み出していかなければ、その企業が生き残っていくことは難しくなるでしょう。一人一人が今までの「考え方」や「働き方」を大きく変えていかなければならないのです。