色々な難民が増えてくる
2019/04/05
鐵人ブログ、2904日目です。
最近、日本国内の中で「難民」が増えてきているのをご存知でしょうか?それは「引越難民」と呼ばれる人たちです。企業の転勤や学生さんの新たな新生活のスタートなど、どうしても年度末や年度初めに「引越」が集中するのはやむを得ないことだと思います。一方で「人手不足」や「トラック不足」の深刻化によって、瞬間的な需要の増加に引越事業者の対応が追いつかなくなっている現状が、このような難民を生んでいる原因の一つとなっているのでした。
このまま何も手を打たなければ、今後さらに「引越難民」が増えていくことは間違いありません。そのような状況にさせないためには、引越事業者だけではなく、荷主企業や行政機関、そして一般消費者の皆さまにも、この現状を深く理解して頂く必要があるのではないでしょうか。でも、もしかすると、このような現象は「引越業界」のことだけで終わらないかもしれませんね。
理由は引越荷物だけではなく、様々な荷物を運ぶ輸送現場で不安定要素が広がってきているからです。近い将来、鉄を運びたくても運べない「鉄骨難民」が出ないように、今のうちから私たち丸吉が出来る「鉄の物流」の取り組みを、一つ一つ着実に進めていきましょう。