やらない方が得をする?
2019/04/05
鐵人ブログ、2868日目です。
この二日間のブログでお伝えしてきた「ラジオ収録」と「私の吃音(きつおん)」のことについて。もう少しこのテーマで掘り下げてみたいと思いますのでお付き合いください。「自分の課題を克服するためには、Aという挑戦する道に進んだ方が良いとは分かっているのに、どうしてもBという何もしない道を選んでしまう」。この場合、なぜ人は「何もしない」という道を選択をしてしまうのでしょうか。それは「課題をそのままにしておくことで得られている利益(二次利得)」があるからだと言われています。
例えば吃音という課題を持つ私が「人前で話をする機会があるのですが、やりますか?やりませんか?」という問い掛けをもらったとしましょう。この時に課題を克服していくためには当然「やります!」という選択をする方が良いことは明らかですよね?でも何故この時に「やらない」という選択をしてしまうのか。理由は「言葉に詰まって恥ずかしい思いをしなくて済む」「失敗もないので平穏な時間を過ごすことが出来る」「自分に劣等感を感じなくても済む」等々、その瞬間のことだけを考えたら「やらないメリット(二次利得)」がたくさんあるからなのです。
「課題を解決したい!」「自分を変えたい!」と思っているのに、中々行動に移せないでいることはありませんか?その場合、まずは「課題をそのままにしておくことで自分が得ている利益(二次利得)がある」ということを認識する必要があるのですね。さて今日も長くなってきましたので、続きは明日のブログでお伝えさせて頂きます。