遠くで全体を見渡す
2019/04/05
鐵人ブログ、2846日目です。
昨日のブログでお届けした「虫の眼」の話について。今日は「鳥の眼」のことについてお伝えさせて頂きたいと思います。企業の経営者として、時には「鳥の眼」のように「上空から全体を見渡してみる」ことも必要でしょう。理由は狭い視野で一極集中的に物事を見てばかりいると、バランスを欠いた判断をしてしまうことになりかねないからです。
例えば「一本の空き缶」をイメージしてみてください。空き缶は「横」から見てみると「四角い形」をしているかと思います。これが普段見ている「日常の目線」だとしましょう。一方でその缶を真上から見てみると「丸い形」に見えるはずです。同じ缶でも見る角度によって、その姿は全く違うものになるのですね。「見る角度(捉え方)によって、その物事が持つ意味は大きく変わる」。もしかすると日々の仕事の中でも、これと同じような状況が起きているかもしれません。
今、目の前で起きている出来事に皆さんは「どんな意味付け」をしているでしょうか。もし「辛い」「苦しい」と思っている現実があっても、少し見方を変えてこれまでと別の角度から見てみると、「それ」は全く違った意味に変えることが出来るのかもしれませんね。