考えるより感覚で!
鐵人ブログ、2751日目です。
昨日のブログの後半でお伝えした、スマホの「アプリ」を使ったトレーラーシミュレーターについて。このようなアプリの活用により、実際の車両に乗って練習をしなくても、トレーラーをバックさせる「感覚」を身に付けていくことが可能になるはずです。実際、先月丸吉に入社した野村さんは、トレーラー未経験のドライバーさんでしたが、このアプリを使って「バックの感覚」を磨いているとのこと。野村さんからは「けん引免許を取得したばかりですので、自宅でトレーラーの運行シミュレーションアプリを利用し、日夜練習に励んでいます。」とのコメントをもらっています。野村さん、成果はいかがでしょうか?(笑)
トレーラーヘッドとシャーシを連結し、大きな荷物を積んでバックをしながら、所定の場所にクルマを正確に移動させることは非常に難しい技術だと言えるでしょう。ハンドルを逆に切ったり、ヘッドを反対方向に振ったりと、その動かし方は乗用車のバックとは大きく異なるものになります。ベテランのドライバーさんに「運転のコツ」を聞いたところ、「考えて動かす」よりも、「感覚で動かす」という言葉が返ってきました。これはこれで難しそうですが…。
以前であればトレーラーをバックさせる技術を向上させていくためには、実際のトレーラーに乗り、根気のいる練習を積み重ねていくしかなかったよう思います。でもこのようなアプリを使うことで、より効率的な育成が出来るようになるのではないでしょうか。今後のドライバー育成には、このようなスマホアプリを使った「教育プログラム」も重要になっていくのかもしれませんね。改めて「時代の流れ」を感じた私なのでした。