鉄の現場で感じたこと
鐵人ブログ、2624日目です。
先日、千歳営業所に行ってきた私。こちらの拠点では、主に鉄の「重仮設資材」を取り扱っています。鋼矢板(こうやいた)、H形鋼(Hかたこう)、山留(やまどめ)、覆工板(ふっこうばん)、敷鉄板(しきてっぱん)など、どれも「ふりがな」が無いと読めない商品ばかりかと。これらの資材は災害復旧現場や土木建築現場で使われ、国民の生活を守り、より豊かにしていくためには絶対に欠かせないものとなっているのでした。
千歳の工場内では、「鉄」を切断したり、溶接したり、水で洗ったり、曲がりを直したり、塗料を吹き付けたりと、様々な仕事に対応していかなければなりません。どの仕事も簡単にマニュアル化できるものではなく、すべてが「鐵人の技」とでも言うべき仕事だと言えるでしょう。今後は、この「技」の伝承をどのようにしていくのかが、非常に大切になっていくと改めて感じた一日となりました。
やはり実際の「現場」に出てみると、色々な「空気」を感じることが出来るものですね。今回も現場の中で色々な会話をしながら、多くのヒントを得ることが出来ました。現在、私たち丸吉には約120名の仲間がいます。それぞれが持っている考え方や意見を吸い上げ、しっかりと経営に反映していける、そのようなトップになりたいと思う私なのでした。