鉄を効率良く運ぶために
鐵人ブログ、2533日目です。
日本の物流を所管している国土交通省が進める「3つ」の物流効率化事業。今日のブログでは「②配送共同化事業」についてお届けさせて頂きますね!国交省ではトラックの混載輸送や往復輸送を進めていくことで、「積載率の向上」を図り、今後深刻化していくであろう「ドライバー不足」に対応しようとしているのです。
私たち丸吉では約5年程前から、「メタル便」という新たなサービスを展開し、トラック混載輸送へのチャレンジをスタートさせました。これは他の運輸事業者が嫌う長尺物や異形貨物などを積み合せして走らせるというもの。ここ数年で、このような荷物の運搬相談の問い合わせが大幅に増えていることからも、時代がこのようなサービスを求めているのは間違いなさそうです。
またドライバーの拘束時間が長くなりがちな「長距離輸送」についても、「片道運行」ではなく「往復運行」を推進していくことで、積載率が徐々に上がるようになってきました。さらには、「関東⇔東北」のトレーラー運行についても、中継地を利用した「リレー輸送」を行っていくことで、ドライバー拘束時間のさらなる削減を目指しているところなのです!
一台一台のトラックがバラバラに走るのではなく、一緒に積み合わせをしたり、空車回送を減らしたりしていくことで、「積載率(生産性)の向上」につなげていく。「ドライバー不足」を嘆く前に、まだまだ「やるべきこと」はたくさんありそうですね!これからも「鉄を効率良く運ぶための挑戦」を続けていきましょう!