6年という歳月の中で
鐵人ブログ、2172日目です。
「あの日」のことを覚えていますか?東日本大震災が起きてから今日で丸6年という年月が経過しました。私は先週「仙台」に入り震災後の「東北の姿」を実際に自分の目で見てきましたが、まだまだ道半ばの震災復興だと感じたのが率直なところです。今一度「あの日」を振り返りながら、それぞれに出来ることが何なのかを見つめ直してみる時なのではないでしょうか。
私たち丸吉は今年度より東北(仙台)での事業を本格的にスタートさせました。理由は東日本大震災後の復興支援事業を円滑に行うため、そして東日本エリアに広がる鉄の物流網を一つに結んでいくため、さらには丸吉の未来を目指す方向に大きく前進させるため。実際に一年近く東北で仕事をさせて頂き分かったことは、「人が足りない」「トラックが足りない」「資材が足りない」という現実に直面しているということ。「私たち丸吉にしか出来ないことがある」。そんなことを強く思えた一年でもありました。
今、運輸業界は深刻なドライバー不足が起き始めています。これまで通りのやり方や考え方であれば日本の物流はどこかで支障をきたすことになるでしょう。この2017年をどのような一年にしていくのか。「3月11日」というこの日に改めて考え直していきたいと思っています。