鉄道コンテナで鉄を運ぶ
2019/04/05
鐵人ブログ、2880日目です。
昨日のブログでお伝えした「鉄道コンテナを使った鉄の輸送」について。今日はその輸送方法についての詳細説明をさせて頂ければと思います。と、その前に「トラック輸送」のことを少し説明しなければなりません。通常であれば、左図のようにA地点で鉄を積み込んだ一台のトラックは、一人のドライバーがそのままハンドルを握り、B地点までひたすら走り続けるという輸送を行うことになります。でも、このような運行を続けていると、労働時間が非常に長くなり、一人のドライバーにかかる負担は非常に大きなものになるのは明らかでしょう。
一方で鉄道コンテナを使うと、ドライバーの負担を大きく軽減させることが可能になるのです。右図のようにA地点で鉄を積み込んだトラック(+コンテナ)は、近くの最寄り駅まで走り、そこでフォークリフトによってコンテナごと鉄道の貨車に乗せ換えられます。その後はB地点の最寄り駅までコンテナごと貨物列車によって運ばれ、そこから別のトラックにコンテナを乗せ換えた後、最終目的地であるB地点まで運ぶことが出来るのでした。
このように鉄道コンテナを使うと、トラックでの長距離運行がほとんどなくなり、ドライバーの労働時間を大きく削減することが出来るのです。明日は今回行われた実際のコンテナ輸送の様子をお伝えさせて頂きますね!お楽しみに!