鉄の街と呼ばれる場所
鐵人ブログ、２７８９日目です。
北海道には「鉄の街」と呼ばれる場所があります。その街の名は「室蘭（むろらん）」。ここには北海道で唯一の「高炉（こうろ）」と呼ばれる製造方法で鉄をつくる「製鉄所」があるのです。日本で一番最初につくられた製鉄所と言えば、九州にある「八幡（やはた）製鉄所」。中学校の頃に社会で習ったことがあるので覚えている方も多いのではないでしょうか。
実はこの八幡製鉄所が現在休止している影響で、室蘭製鉄所ではフル生産体制が続き、北海道から日本全国へ様々な鉄が運ばれ続けているのです。少し前の新聞には、この室蘭製鉄所で今後行われる高炉設備の「大規模改修」の記事が掲載されていました。全国各地で発生している震災関連の復興資材や東京オリンピック開催に向けた旺盛な鉄鋼需要など、今後も多くの鉄が日本経済の発展のために役立っていくのですね！
北海道でつくられた「鉄」が、日本全国の様々な場所に届けられる。その過程において様々な「鉄の物流」の仕事が生まれてくることは間違いありません。今後さらに「鐵人」の出番が増えていきそうですね！
