重厚長大を運び続けよう
鐵人ブログ、3616日目です。(残り37日)
昨日のブログでは、ここ数年の中で私たち丸吉ロジが進めてきた「物流改革」の概要についてお伝えさせていただきました。今日から一つずつの取り組み内容をご紹介していきたいと思います。まずは「①重仮設業以外の新たな事業領域の開拓」から。私たち丸吉が創業時から変わらず中核にしている事業。それが「重仮設業」と呼ばれる分野です。土木現場や建築現場などで使われる重仮設資材は、普段の生活の中で皆さんが目にする機会は少ないかもしれませんね。(上段の2枚は「昭和」の古き良き時代の写真です)
「ビル建設」「地下工事」「橋梁架設」「護岸工事」「災害復旧現場」などで使われ、日本経済のインフラ整備や防災対応に欠かすことが出来ない「重仮設資材」。この分野の事業が今後も丸吉の中核をなしていくことに変わりはないでしょう。一方で重仮設資材を使うような仕事が年々減ってきているのも間違いありません。すでに人口減少が始まっている日本にとって、今までと同じようなペースで道路や橋、そしてビルやダムといった物を作り続けることは出来ないのです。そこで私たち丸吉では重仮設以外の新たな事業領域の開拓を進めているところなのでした。
基本的に重仮設資材は、長さが10m以上、重さが1トンを超えるものがザラにあり、いわゆる「重厚長大」と呼ばれる分野の荷物になるかと思います。そのような訳で私たち丸吉ロジでは、長く重たい重仮設資材を運ぶことができる輸送戦力を、「屋根材」「鉄道レール」「鉄骨」「コンクリート」といった別の事業分野の輸送に広げ、安定した設備稼働につなげているのでした。これからも色々な「重厚長大」にアンテナを張り続けていきましょう!