自分から見えている景色
鐵人ブログ、3187日目です。
この数日のブログでお伝えしている「仮説」というテーマについて。その中で昨日は「反対側から見てみる」という考え方をご紹介しましたが、これは言い方を変えれば「視点を変えてみる」とも言えるかもしれません。人は誰しも「自分から見えている景色」で様々な判断をしていることと思います。でも本当にその見えているものが合っているのかは注意しなければならないでしょう。
上の図をご覧いただけますか?両端に二つの円があると思いますが、誰がどう見ても左側の円より右側の円の方が濃い色に見えるかと思います。しかし実はこの二つの円は完全に「同じ色」なのです。これがもし「人だったら?」と考えてみたら恐ろしくなりませんか?本当は同じ色なのに周囲の環境や今いる場所によって全く違うものに見えてしまう。そのようなことが日常の中でも頻繁に起きているのかもしれませんね。
ちなみに背景を外した図がこちら。こうすれば「同じ濃さの色」だということがお分かりいただけるかと思います。私はこの図を見たときに、どれだけ自分の目が「いい加減」なのかを痛感しました。皆さんが今見ているものは本当に間違っていないと言い切れるでしょうか? PS もちろん上と下の図の円の色は変えていません!「信じるか信じないかはあなた次第です」(笑)