育てるから育む会社へ!
鐵人ブログ、3205日目です。
昨日のブログでお伝えした「育成」の難しさについて。色々な打ち合わせや会議の中で育成について話をするとき、人を「育てる」という言い方が使われる場面があるかと思います。しかし最近私は「育む(はぐくむ)」という言葉を使うことが少しずつ増えてきました。それぞれ似たような言葉だと思っていましたが、よくよく調べてみると、かなり違った意味を持っているようです。
辞書には「それぞれの意味」がこのように書かれています。「育てる」は「人や生き物が成長していくように面倒を見ること」「能力や技術に磨きをかけるために教え導くこと」、「育む」は「親鳥が自分の羽で雛を包んで守り育てること」「成長や発展を願って大切に育てること」。「育てる」と「育む」では、かなりニュアンスが違うことがお分かりいただけるのではないでしょうか。
一方的な目線や感覚で仕事を教えるのではなく、チームとして温かく見守り相手の理解度や個性を大切にしながら共に成長していく。そんな会社づくりを進めていきたいですね。「育てるから育む会社へ」。これからの事業経営においては、この「育む」という風土がとても大切になっていくのではないでしょうか。