経営トップの思いを描く
鐵人ブログ、3247日目です。
会社の中に「安全」という文化をしっかり根付かせていくためには、経営者自らが安全に対しての「自覚」を強く持つ必要があると思います。自分が「大黒柱」となって「絶対に安全な会社にしていくんだ!」という強い意識を持たなければなりません。そのために必要なのが「ビジョンを描くこと」だと私は考えています。ただ何となく「事故が無くなればいいなぁ」と考えているだけでは、より安全な会社にしていくことは難しいでしょう。経営トップが明確な「思い」を描き、社内外に発信するところから全ては始まるのかもしれませんね。
「どのような会社にしていきたいのか」。まずは経営トップが「どのように思うのか」から全ては始まるのです。この時に重要なのは「現状からの足し算」ではなく「未来からの引き算」で物ごとを考えること。「今という現実が〇〇だから、だいたい△△な感じの未来になるかなぁ」という積み上げ的な発想ではなく、「今という現実は〇〇だが、私たちが目指す未来は必ず△△になる!」という少々「ぶっ飛んだ発想(笑)」くらいが丁度いいかもしれませんね!
私たち丸吉には「経営羅針盤」という「未来」を明示した一枚の紙があります。これは今から約10年ほど前に社内に発表した未来図。すべては「そこ」から始まったと私は信じています。