私の過去を形づくるもの
鐵人ブログ、３１４０日目です。
この二日間ほどのブログの中でお伝えしてきた、それぞれが持っている「過去」や「性格」についての話。今日は「私のこと」について少しお話しさせていただこうかと思います。私が「吃音（きつおん）」であることは、このブログの中でも何度かお伝えしてきました。「そのこと」によって私の過去の一部が形成され、「そのこと」によって私の性格の一部が形づくられていったといっても過言ではないでしょう。
吃音の人にとって、紙に書いてある文章を読んだり、自分の思っていることを言葉に出すのは、とても苦労することの一つだと思います。幼い頃から私自身も「このこと」に悩み苦しんできました。「本読みが順番に回ってくる国語の音読」「電話口で自分の名前を名乗らなければならないとき」「メニューを見ながら店員さんに料理を注文する」等々、私の過去の中においては、「人と話をする」「言葉で伝える」といった記憶に決して良いイメージばかりではないのが正直なところです。
以前の私は「この過去」を受け入れることが出来ず、そこから逃げ続ける人生を送ってきました。でも様々な人との出会いや多くの学びから「この過去」に対して、真正面から向き合うことが出来るようになっていったのです。では自分の過去と向き合う中で起きた、私自身の変化とはどういったものだったのでしょうか？続きは明日のブログでお伝えさせていただきますね！
