知識や経験はないけれど
鐵人ブログ、３１６３日目です。
私たち丸吉ロジでは、大きなトラックやトレーラーを多数保有し、重量物や長尺物の鉄の輸送を得意分野としています。また東日本エリアの各拠点にある鉄鋼センター内では、大型クレーンなどを使って鉄の荷役作業を行ったり、様々な機材を使って多種多様な加工業務に対応するなど、「鉄の総合物流企業」として様々な事業を行っているのでした。
このような会社の経営トップを務めさせていただいている私ですが、実はクルマの「普通免許」しか持っていません。「トラックを運転することが出来ない」「クルマの構造を詳しく知らない」「クレーンで荷扱いをすることが出来ない」。このことは様々な場面で「不利に働く」のは間違いないでしょう。仕事をしていく上で「知識や経験」は絶対に必要なものだと思います。一方で「それ」が邪魔をするときがあるのも事実なのではないでしょうか。
以前の私はクルマの知識がないことやトラックの運転が出来ないことを「自分の弱み」だと思っていました。でも少し発想を変えてみると「既成概念にとらわれないで考えることが出来る」「運輸業界の常識に違和感を感じることが出来る」「素人発想で大胆な挑戦をすることが出来る」とも言えるかもしれません（本当に出来ているかどうかは別として・・・汗）。自分の「弱み」を嘆くより、それを自分の「強み」に変えていけるような生き方をしていきたいものですね。
