環境適応していける会社
鐵人ブログ、3525日目です。(残り128日)
昨日のブログでお伝えした「経営戦略セミナー」について。今回で12年連続の参加となった私ですが、毎年このセミナーで学んだ知識から、様々な気づきを得て自社の経営戦略の立案に役立ててきました。そこで今日のブログでは、今回のセミナーでの「気づき」について少しお話したいと思います。まず最初に私がノートに書き留めたのは「企業は環境適応業」という言葉でした。
これは12年間のセミナーの中で何度も聞いてきた言葉ですが、今年ほど私の心に響いたことはなかったと思います。新型コロナウイルスの影響によって、世界の環境は大きく様変わりしました。このような状況の中で、それぞれの個人や企業が従来通りの考え方や在り方のままで良いはずがありません。木々の葉が季節の移り変わりの中で色を変えていくように、企業も周囲の環境の変化に合わせ、自社の商品やサービスを変えていく。それが「企業は環境適応業」という言葉の本質なのだと私は考えています。
皆さんは最近「現状維持」という言葉を使ったことはありませんか?「まだしばらく厳しい状況が続きそうだから、とりあえず今は我慢して何とか現状のままで頑張ろう」といった感じに。でもこのような時だからこそ「今すぐに変える」という選択をしなければならないのだと、今回のセミナーで強く感じた私なのでした。