環境に優しい輸送モードへ
鐵人ブログ、2047日目です。
「モーダルシフト」という言葉を知っていますか?物流業界の方であればご存知かもしれませんが、一般的に浸透している言葉かどうかは微妙なところかと思います。そこで今日のブログから何回かに分けて「モーダルシフト」をテーマにお話していきますので、お付き合いのほどを宜しくお願い致します。
「モーダルシフト」とは『貨物輸送における、効率的な輸送機関への転換。一般的に、トラックから、環境負荷の少ない大量輸送機関である鉄道貨物や内航海運への転換を図ること』とされています。モーダルシフトを推進していくことで「省エネルギー効果」「排気ガスに含まれる有害物質による大気汚染・酸性雨の削減」「二酸化炭素排出削減による地球温暖化防止」「交通渋滞の緩和」「交通事故の減少」など非常に大きな効果が期待されているのです。これまでのトラックに頼ってきた輸送のあり方を見直し、環境に優しい輸送モードに転換していくことが私たち運輸事業者にも求められているのですね。
何だか少し「硬いイメージ」の話が続きましたが大丈夫でしょうか?(苦笑) いずれにしても地球環境に優しい経営をしていくことは、これからの時代には絶対条件になると言っても過言ではありません。どれもすぐに目に見えて効果が表れるものではありませんが、地道にコツコツと続けていくことが大切なことではないでしょうか。さて明日は私が考える最近の「モーダルシフトの変化」についてお話したいと思います。