物流が止まった世界
鐵人ブログ、2720日目です。
9月6日の深夜未明に発生した北海道胆振東部地震。最大震度7の大きな揺れによって、北海道全域の電源が全停電となる事態に見舞われました。「電気」と「物流」が完全にストップした世界には、これまで体験したことのない光景が広がっていたのです。
地震発生翌日のコンビニやスーパーでは、停電にも関わらず手作業で営業をしてくれていました。しかし店内は真っ暗で、すでに食料品の姿はほとんどなく、どこの棚も空っぽの状態に。完全に物流が止まった世界を間近に体験し、少し恐怖感を覚えたのが正直なところです。
またホームセンターには長期間の停電に備え、乾電池やガスボンベ等を買い求める人々が長い行列をつくりました。日頃からの備えの大切さを痛感したのは言うまでもありません。
その後は、どこのガソリンスタンドにも燃料を求めるクルマの長い行列が続きました。ガソリンが入れられなくなりクルマが止ってしまうという不安が増大し、このような事態になったのだと思います。やはり、どんな「物」でも「物流」がストップしてしまうと、必要な時に必要な物を必要な人へ届けることが出来なくなってしまうのですね。全ての経済活動を支える「物流の重要性」を強く感じた光景でした。