東北でモーダルシフト!
2019/04/05
鐵人ブログ、2876日目です。
ここ数日のブログでお届けしてきた「東北エリア」における鉄の物流の話。私たち丸吉にとって「東北」という場所の重要性が年々高まってきていることをご紹介させて頂きました。今日は「東北エリアにおいてモーダルシフトを推進していくことは非常に大きな意味がある」ということについて書かせて頂ければと思います。
これまでの運輸業界では、「関東」で鉄を積んだトラックが「東北」に向かってそのまま走る、という輸送形態は当たり前に見られた光景でした。しかし近年のドライバーの労務時間規制強化や働き方改革の推進によって、特に関東エリアの運輸会社が東北エリアにトラックを「走らせたくても走らせられない」という現実に直面しつつあるのです。このような状況の中で最近特に荷主企業の方から聞かれるようになった、「これまで運んでくれていた運輸会社から突然輸送を断られた」という切実な悩み。そのような話を聞く度に「トラックで運べないのであれば、別の輸送手段を使ってでも運ぶしかない!」と強い使命感を持つ私なのでした。
ここ数年の中で、様々な「鉄」を「鉄道コンテナ」や「海上フェリーシャーシ」で運ぶという「モーダルシフト輸送」にチャレンジしてきた私たち丸吉。トラックだけに頼らない最適な輸送方法をお客様に提案することが、私たち丸吉に与えられた役割の一つなのだと確信する出来事が増えてきました。今後も「東北」で「モーダルシフト」をどんどん推進していきましょう!