未来を決め今日を生きる
鐵人ブログ、3549日目です。(残り104日)
昨日のブログでお伝えした「十年一昔」の話。そのブログを書きながら「自分の十年前のこと」を色々と思い出していた私です。今から十年前の2010年12月と言えば、私が社長就任させていただいてから2年が経った頃。ちょうど一番「迷走(汗)」していた時期かもしれません。あんな問題が発生したらあっちの方へ、こんな課題にぶつかったからこっちの方へ、といった感じで完全に「周囲の波」に流されていたのですね。
そのような時期に出会ったのが「経営羅針盤」でした。これは私自身が社長就任直後に参加していた経営者が集まる勉強会で学んだ将来ビジョンの考え方。一年がかりの勉強会の中で「それぞれの会社の未来」と真剣に向き合ったのです。そして「1年後の会社はどうなっているのか?」「3年後は?5年後は?」といったイメージを固め、会社の未来像を社員全員の前で発表しました。未来のことをいくら考えても正確な答えを出せる人は誰もいません。しかし分からないからといって何も考えず、目の前のことだけに対応する日々を送っていたら結果がどうなるのかは明らかでしょう。
「経営羅針盤があったからこそ、この10年間の様々な経営判断をすることが出来た」。私はそう断言できます。新型コロナウイルスの影響によって全く先が見通せない難しい時代だからこそ、「目指す未来を決め今日を生きること」が大切なのかもしれませんね。皆さんは目指す未来を決めていますか?