新たな宝物を見つける旅
鐵人ブログ、3060日目です。
昨日のブログでお届けした「ダイヤの原石」を見つける重要性について。今日は自社の事例をもとに、このテーマをもう少し続けて書きたいと思います。これまで私たちは「北海道で長尺物・重量物輸送のことなら丸吉にお任せください!」と自信を持って言えるような企業づくりを進めてきました。「北海道においてトラックやトレーラーで長く重たい鉄を運ぶこと(鉄のトランスポート)」に重点を置いて事業を行ってきたのです。「これ」が私たち丸吉の最初の「ダイヤの原石(=強み)」だったということになるでしょうか。
ここから様々な事業展開につなげたことで、今の丸吉ロジという会社の姿があると私は考えています。例えば7年前にスタートした「メタル便」の事業展開も、この原石がなければ挑戦することはなかったでしょう。「鉄」「長尺物」「輸送」というキーワードが合致し、初めて「混載輸送」に挑戦することを決断。その後はメタル便事業に「鉄道コンテナ輸送」を組み合わることで、「鉄のモーダルシフト」を本格化させていったのです。現在は「海上フェリーシャーシ」も使いながら、東日本エリアで様々な鉄の輸送対応を行える体制をつくりあげているところなのでした。
このように一つのダイヤの原石を磨き続ける中で、「新たな宝物(=強み)」が見つかっていく感覚を私は大切にしていきたいと思っています。さて、次はどんな「宝探しの旅」に出ようかな?