新たなことを創造する
鐵人ブログ、２０５４日目です。
「創造力」をフルに発揮されていますか？何日かに分けてお伝えしてきた「守破離（しゅはり）」という私が大切にしている考え方について。今日は最後の「離」についてお話したいと思います。私はこの「離」を「新たに創造すること」と捉えています。会社を経営していくには、これまで積み重ねてきたものを「守ること（守）」も重要です。そして時には「変えること、やめること（破）」も必要です。しかしそれだけでは会社を成長させていくことは難しいでしょう。やはり何か新しいものを「創造していくこと（離）」が大切なのではないでしょうか。
「新たなことを創造する」という言葉を聞くと、何か全く違った業態に進出することや、革新的な商品の開発といったことをイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。しかし私が考える「創造」とは『自社の強みであるサービスや、これまで積み重ねてきたお客様との信頼を「確固たる土台」として、その上に時流や経済環境の変化に合わせた「新たな塔」を建てていく』というイメージなのです。私は社長就任後に「鉄の物流」というキーワードを旗印に掲げ、様々な取り組みを行ってきました。従来の「鉄をトラックで運ぶ」ということを柱にしながらも、「鉄の倉庫オペレーション」「鉄のフェリーシャーシ輸送」「鉄の加工体制強化」など、鉄の物流に関連する様々なお客様のニーズに応えられる会社にしてきたのです。
また、ここ数年の中で「鉄の小口混載輸送事業（メタル便）」「鉄のコンテナ輸送事業（２０Ｆ無蓋コンテナ等）」「鉄の人材支援事業（現場改善等）」など、数多くの新たなことにも挑戦してきました。これも「守破離」の「離（創造する）」という考え方が私の根底にあったからなのです。「鉄の物流を変えていく」という私たち丸吉のミッション。これからも「新たな風」を巻き起こし続けていきたいと思っています！
