戦略のミスは致命的
鐵人ブログ、2799日目です。
「戦略のミスは戦術や戦闘でカバーすることは絶対に出来ない」。これは経営者として私が学んだ中で、もっとも自分自身に強く言い聞かせている考え方の一つです。企業の戦略を決められるのは経営トップしかいません。でも万が一この戦略が間違っていれば、戦術や戦闘でカバーすることが出来ない致命的なミスになるのです。本日私は札幌市内で開催された「経営戦略セミナー」に参加させて頂きました。今年で11年連続での受講となりましたが、改めて「戦略」の重要性を痛感したところです。
戦略という言葉は元々「軍事用語」だということをご存知でしょうか。「戦略」=どの場所でどのような強みを生かしてどう戦いを進めていくのか、「戦術」=使用する武器や戦う陣形をどうするのか、「戦闘」=一人一人の兵士の士気や戦う能力、といった感じになるでしょうか。戦いを長期的に優位に進めていくためには、やる気のある優秀な兵士をたくさん集めたり、最強の兵器を数多く取り揃えるだけではダメなのですね。
「自分が有利に戦える場所で、自分の強みを生かせる戦い方をしていく」。これはビジネスにも直結する考え方だと言えるでしょう。自社の強みを磨き、より良いサービスをお客様に提供できるような会社にしていきたいですね。今日学んだことを、早速次の行動計画に移していきたいと思っています。