悩みのままのほうが得?
鐵人ブログ、3175日目です。
「抱えている悩みを心から解決したいと思っているのに、その悩みを解決する実際の行動が出来ない」。そのような人は「悩みを悩みのままにしておくことによって得られている利益(二次利得)がある」ということを強く認識する必要があると思います。例えば「人前でうまく話せるようになりたい」という悩みを持った人がいたとしましょう。本来であれば様々な場面で話をする経験を積んでいくことによって、少しずつその悩みは解決していくはずですが、中々最初の一歩を踏み出すことが出来ないのです。
「私は人前で話をすることが苦手なので」「私はあの人のようには面白く話をすることが出来ないので」「私はプレゼン資料をつくったことがないので」。このような「出来ない理由」はいくらでも出てくることでしょう。でも結局は色々な言い訳をしながら「人前で話をすること」から逃げ続けることによって、「自分自身が人前で恥ずかしい思いをしなくて済む」という「利益」を得ていることを自覚しなければならないのですね。(※これは私が自分自身で経験した実話です)
最初の痛みから逃げ続け、その悩みを抱えたまま一生を終えるのか。最初の痛みを覚悟し、悩みと真正面から向き合ってこれまでと違う人生を送るのか。どちらの道を選ぶのかは、それぞれの「決断」にかかっているのではないでしょうか。