屋根がないコンテナです
2019/04/05
鐵人ブログ、2881日目です。
ここ数日の中でお伝えしている「鉄道コンテナを使った鉄のモーダルシフト輸送」について。今日は実際の輸送現場の様子をお伝えしたいと思います。諸事情により詳しい情報を書くことは差し控えさせて頂きますが、今後の展開がとても楽しみな輸送案件になりそうです!
今回の輸送は「北海道のある街」で積まれた鉄鋼製品を、「本州のある街」へ輸送するというもの。実際の積み込み先では、大きな天井クレーンを使って鉄の製品を簡単に積み込むことが出来ました。このような積み方が出来るのも、私たち丸吉が所有するコンテナが「オープントップコンテナ(屋根がないコンテナ)」だからこそ。これは「鉄の物流」に特化した私たち丸吉の強みを発揮した輸送戦力だと言えるでしょう。
コンテナに積み込んだ後は、最寄りのJR駅までトラックでの「近距離輸送」。この間はトラックでの輸送になりますが、ドライバーが一人で走る続ける「長距離輸送」と比べて、その負担は大きく軽減することが出来るのです。ちなみにJRターミナル構内では大型のフォークリフトを使って、待ち時間も無くあっという間にコンテナごとおろしてもらいました。
その後は、こちらも簡単に貨物列車に「ポンっ」と積み込みが完了。その後、貨物列車に載せられた赤いコンテナは、真夜中の列車に乗って青函トンネルを通り抜け、本州に向かって運ばれていったのです。この続きは明日のブログでお伝えさせて頂きますね!