大切なのは「連携」です
2019/04/11
鐵人ブログ、2932日目です。
日本の物流全体を所管する「国土交通省」では、今後さらに危機的な状況になっていく「物流」を根本から見直していくために、現在様々な施策を進めているところです。その土台にある考え方は「荷主と物流事業者の連携」。その両者が互いに協力していかなければ、より効率的な物流網を構築していくことは絶対に出来ないでしょう。そこで国交省では以下のような「ガイドライン」を策定し、日本全国の事業者に向けて様々な発信を行っているのでした。
そこには物流改善に向けた「7つのステップ」が書かれています。
- ①荷主とトラック運送事業者の双方で、トラックドライバーの 労働条件改善の問題意識を共有し、検討の場を設ける
- ②労働時間、特に荷待ち時間や荷役時間の実態を把握する
- ③荷待ち時間の発生等、長時間労働の原因を検討、把握する
- ④荷主とトラック運送事業者の双方で、業務内容を見直し改善 に取り組む
- ⑤荷主とトラック運送事業者間での応分の費用負担を検討する
- ⑥改善の成果を測定するための指標を設定する
- ⑦指標の達成状況を確認、評価することでさらなる改善に取り組む
現在、私たち丸吉が進めている様々な鉄の物流改革は、「ここ」に書かれている取り組みに近い状況で進めているものが数多くあります。これからも荷主企業と物流事業者がしっかりと連携し合い、より効率的な物流体制を築き上げていきたいですね。旧態依然として変わらない鉄の物流業界に、これからも「新たな風」を巻き起こし続けていきましょう!