多能工化を進めていこう
鐵人ブログ、3522日目です。(残り131日)
ここ数日のブログでお伝えしてきた「シャーシ」を活用した輸送効率化の事例について。複数のトラクタヘッドやシャーシを使えば、さらなる効率化を推進していけるのは間違いありません。一方でこのような「設備(物)」だけ揃えれば全てが上手くいくのでしょうか?現実は決してそんな甘いものではないと思います。理由は、実際の物流現場を動かしているのは「人」だから。
一般的に「玉掛」や「クレーン運転」の資格があれば、鉄鋼倉庫内における「物流業務」の大部分を対応することは可能です。しかしそれだけでは上記の【輸送②】【輸送③】の赤い枠の中にあるような「輸送業務(別のシャーシへの荷物の積み込み等)」には対応できません。そこで私たち丸吉ロジでは、スタッフの「多能工化(一人で複数の業務や工程に対応する技能やスキルを持った人を育てていくこと)」を積極的に進めているところなのでした。倉庫内の物流オペレーションに対応しているメンバーに、トレーラーの運転に必要な資格(大型免許・けん引免許)を取得してもらい、様々な鉄の物流業務に対応できるようにしていく。このような取り組みを続けていった先に、私たちが目指す「理想の物流の姿」があると信じ、さらなる業務効率化を進めていきましょう!