変化したものが生き残る
2019/04/05
鐵人ブログ、2911日目です。
昨日、札幌市内で開催された研修会に参加してきた私。今回は「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善」というテーマの研修でしたが、とても深い学びが出来た有意義な一日になりました。これからの時代において「物流」が果たすべき役割が、さらに高まっていくことは間違いなさそうですね。
物流が継続的にその機能を果たしていくためには、荷主と連携してトラックドライバーの長時間労働の改善を進め、同時に物流の生産性向上を図っていく必要があります。厚生労働省や国土交通省では、トラック事業者と荷主が連携して実施した、トラック運送事業における荷待ち時間の削減や荷役作業の効率化など、長時間労働の抑制を図るためのパイロット事業成果を取りまとめたガイドラインを昨年公表。これによって成功事例の水平展開を進め、日本経済を根底から支える「物流」を守ろうとしているのでした。
経営トップには、未来がどのように変化していくのかをしっかりと見極め、過去に捉われることなく、今を変えていく決断力が求められているのですね。「強いものでもなく、賢いものでもなく、変化したものだけが生き残る」。そんな言葉を改めて強く意識した一日となりました。