変えるもの変えないもの
鐵人ブログ、3280日目です。
少し前のブログでお伝えした時代環境や顧客ニーズの変化に合わせて「自社のサービスを変えていくこと」の重要性について。今日は一方で「変えてはいけないものもある」という話をさせていただきますね。皆さんは「不易流行(ふえきりゅうこう)」という言葉をご存知でしょうか?辞書には「いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものを取り入れていくこと」とあります。
「自分たちの会社やサービスを時代の変化に合わせて変えていく」といっても、あれもこれも全てを変えれば良いというものではありません。中には絶対に「変えてはいけないもの」があるのです。その一つが会社の「強み」なのではないでしょうか。顧客ニーズの変化に合わせ、次から次へ色々な事業やサービスに手を出していくと、いつの間にか自分たちは「何の会社」だったのかすら忘れてしまうことになりかねません。会社の「強み」を明確にしておかなければ、時代の荒波に飲み込まれてしまうことになるでしょう。
それぞれの会社の「強み」を見つけていくためには「やらないこと」を決めなければなりません。「お客様に最も必要とされている自社のサービスは何か?」。この問いに答えを出すことが出来れば、必ず自社の「強み」を見つけることが出来ると私は信じています。皆さんの会社の最大の強みは何でしょうか?