地産地消のエネルギー!
鐵人ブログ、3303日目です。(残り350日)
皆さんは「バイオマス発電」というものをご存知でしょうか?これは「動植物に由来する有機物資源を使った発電方法」のことです。この有機物資源の代表的なものとしては「木」や「家畜の糞尿」が挙げられます。昨日のブログでもお伝えしましたが、現在私たち丸吉のトレーラーで運んでいる「原木」も、このバイオマス発電で使用される燃料になるものなのでした。
それぞれの土地にあるものを使って新たなエネルギーを生み出していく。「地産地消のエネルギー」とも言えるバイオマス発電には素晴らしい可能性が秘められているのですね!しかしこのバイオマスにもいくつかの課題があります。その一つが「輸送能力不足」という問題。木の原産地である北海道の「道南(函館周辺)エリア」や「道北(旭川周辺)エリア」から、発電所がある「道央(苫小牧周辺)エリア」まで、燃料となる原木を大量に運搬してこなければ発電することは出来ません。そのためには多くの「陸上輸送力」が必要になってくるのでした。
「原木」を運ぶためには「原木車(げんぼくしゃ)」と呼ばれるトラックが必要になります。しかし近年の木材需要の減少やドライバー不足などの理由により、原木車は大幅に減少してきているのが現状なのでした。「鉄」に強みを持つ私たち丸吉の保有する戦力が、「木」の業界でも必要とされてくるのかもしれません。「鉄」を配達した後のトレーラーに、「木」を積んで帰ってくるという今回の取り組みが上手くいくと良いですね!